乃木坂46・久保史緒里の卒業発表
2025年9月16日、乃木坂46のメンバーとして長年活躍してきた久保史緒里(24)が、自身の公式ブログにてグループからの卒業を発表しました。このニュースはファンに大きな衝撃を与え、SNS上で瞬く間に広がり、多くの反響を呼んでいます。久保史緒里は2016年に3期生として加入し、9年間にわたり乃木坂46の中心メンバーとして活躍してきました。卒業の理由として、ブログ内で「自立せねばと思いました」と語っており、アイドル活動を通じて得た経験を活かした新たな道への決意を明かしています。
発表の詳細と背景
久保史緒里の卒業発表は、9月16日朝に更新された公式ブログ「風のような、9年間でした」で公表されました。ブログでは、幼少期からのアイドルへの憧れと、乃木坂46加入の喜びを振り返りながら、「6歳からアイドルが大好きだった私が、15歳で大好きな乃木坂46になることができ、夢だったんじゃないかと思うほど素敵な9年間を過ごせました」と感謝の言葉を綴っています。また、卒業セレモニーとして、2025年11月26日・27日に横浜アリーナで2日間にわたる卒業コンサートを開催することを発表。ファンとの最後のステージとなるこのイベントは、すでに大きな注目を集めています。
久保史緒里は、乃木坂46の3期生としてデビュー以来、グループの成長を支える重要な役割を果たしてきました。2025年1月には自身のラジオイベント『乃木坂46のオールナイトニッポン presents 久保史緒里の青春文化祭 in 横浜アリーナ』を成功させ、7月にはNHK連続テレビ小説『あんぱん』への出演が決定。坂道グループ在籍者として、NHKの大河ドラマ、連続テレビ小説、夜ドラの三つ全てに出演した唯一のメンバーとなりました。これらの活躍から、卒業発表は突然の「電撃発表」と報じられています。
久保史緒里の主な功績とキャリア
久保史緒里は、福島県出身の2000年生まれ。2016年の乃木坂46 3期生オーディションに合格し、加入当初からその透明感あふれるルックスと演技力で注目を集めました。シングル曲では「シンクロニシティ」や「インフルエンサー」などのセンターを務め、グループの人気を牽引。演技面では、NHK大河ドラマ『どうする家康』や連続テレビ小説『らんまん』、夜ドラ『忍者戦隊カクレンジャー』への出演を果たし、多彩な才能を発揮しました。
また、ラジオパーソナリティとしても活躍。『乃木坂46のオールナイトニッポン』では、2023年2月までLINE LIVEで『乃木坂46・久保史緒里の乃木坂上り坂』を担当し、ファンとの親密な交流を深めてきました。モデル活動では、2017年から2024年3月まで『Seventeen』専属モデルを務め、卒業時には「感謝と愛が止まりません」と心境を語っていました。これらのキャリアは、乃木坂46の「努力、感謝、笑顔」を体現したものとして、ファンから高く評価されています。
ファンの反応とSNSの反響
発表直後、X(旧Twitter)では「マジか…」「久保史緒里がいない乃木坂も想像出来ない」「涙が止まらない」といった声が相次ぎ、衝撃と寂しさを表現する投稿が溢れました。一方で、「9年間お疲れ様」「自立の決意を応援する」「横浜アリーナの卒コンが楽しみ」といった温かいメッセージも多く見られ、久保史緒里の貢献に対する感謝の意が込められています。特に、3期生の中心メンバーとしてグループの安定を支えてきた存在として、「乃木坂の聖人」と称賛するファンもいます。
一部の投稿では、ANN(オールナイトニッポン)の後任パーソナリティを心配する声や、同世代の他のアイドル卒業との連動を嘆くものもあり、乃木坂46ファンコミュニティ全体に波及する影響が感じられます。全体として、驚きと悲しみの中にも、久保史緒里の未来を祝福するポジティブなムードが広がっています。
今後の展望とグループへの影響
卒業後も、久保史緒里の演技や表現活動が期待されており、ブログでは「これからも自分らしく歩んでいきたい」と前向きな姿勢を示しています。一方、乃木坂46にとっては、3期生の主力メンバーの卒業として、グループの世代交代を象徴する出来事となります。横浜アリーナでの卒業コンサートは、ファンにとって忘れられないイベントとなるでしょう。久保史緒里の9年間の軌跡は、乃木坂46の歴史に深く刻まれ、これからも多くのファンに影響を与え続けるはずです。