NifMo(ニフモ)の特徴とメリット、デメリット

NifMo(ニフモ)は、ニフティ株式会社が提供する格安SIMサービスで、NTTドコモの回線を利用して高品質な通信を低価格で提供しています。2014年にサービス開始以来、シンプルな料金プランや独自の特典で注目を集め、特にリモートワーカーや大容量データ利用者向けに魅力的な選択肢となっています。以下では、NifMoの特徴、料金プラン、特典、申し込み方法などを

タグと タグを使用して詳しく紹介します。 NifMoの特徴

ドコモ回線の安定した通信品質

NifMoはNTTドコモの4G回線を利用し、全国の広範囲で安定した通信を提供します。都市部から地方までカバーし、動画視聴やオンラインゲームもストレスなく利用可能です。ただし、混雑時(平日12~13時や夜間)は速度が低下する場合があります。

シンプルで選びやすい料金プラン

NifMoの料金プランは、1.1GBから50GBまで幅広いデータ容量を用意。特に30GBと50GBの大容量プランは、格安SIM業界でも最安クラスで、1GBあたり約100円というコストパフォーマンスが特徴です。データ繰り越し対応で、余った容量は翌月に持ち越せます。

リモートワークに最適

デュアルSIM対応スマホやモバイルルーターで利用可能。

大容量プランを活用し、テザリングでパソコンやタブレットを接続。

専用アプリ「My NifMo」でデータ使用量をリアルタイムで確認可能。

注意点

ドコモ回線のAndroid端末ではテザリングが利用できない場合がある。

1日あたりの通信量基準値を超えると、翌日まで低速(200kbps)に制限。

キャンペーンが少ないため、他社と比較して特典が限定的。

料金プラン

基本プランの種類と料金

NifMoの料金プランは、音声通話SIM、SMS対応SIM、データ通信専用SIMの3タイプで、データ容量は以下の通りです(税込価格、2025年6月時点):
1.1GB:音声通話SIM 1,760円(キャンペーンサイト限定)

3GB:音声通話SIM 1,760円、SMS対応SIM 1,320円、データSIM 990円

7GB:音声通話SIM 2,310円、SMS対応SIM 1,870円、データSIM 1,540円

13GB:音声通話SIM 2,970円、SMS対応SIM 2,530円、データSIM 2,200円

30GB:音声通話SIM 4,730円、SMS対応SIM 4,290円、データSIM 3,960円

50GB:音声通話SIM 5,830円、SMS対応SIM 5,390円、データSIM 5,060円

プランの特徴

データ繰り越し:当月余ったデータは翌月に自動繰り越し(例:30GBプランで5GB余れば翌月35GB)。

データおかわり:容量超過時は0.5GBあたり990円で追加購入可能(月6回まで)。

1日基準値:3GBプランは1日110MB、7GBは230MB、13GB以上は基準なし。超過時は翌日まで200kbpsに制限。

初期費用:3,300円(税込)。ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料が別途必要。

注意事項

1.1GBプランはキャンペーンサイト限定で、変更後の復帰不可。

月間データ超過後は200kbpsに制限。

音声通話SIMの最低利用期間は7ヶ月(違約金8,800円、税込)。

MNP転出手数料:3,300円(税込)。

通話オプション

NifMo 半額ダイヤル

無料アプリ「NifMo 半額ダイヤル」またはプレフィックス番号「0035-45」を付けて発信すると、国内通話料が半額(30秒10円、税込)。

登録不要、追加料金なし。音質は通常の電話回線と同等。

緊急通報(110など)やナビダイヤル(0570)には非対応。

NifMo 10分かけ放題

月額913円(税込)で、1回10分以内の国内通話が無制限。

「NifMo 半額ダイヤル」アプリ使用が前提。10分超過後は30秒10円。

申し込みはMy NifMoから可能。

特典とキャンペーン

ネット+スマホ割

NifMoと@nifty
のインターネットサービス(@nifty
光など)を同一IDで契約すると、月額220円(税込)割引。

13GB以上のプランではデータ容量が増量(例:13GBプランで追加1GB)。

NifMo ファミリープログラム

ファミリーおまとめボーナス:2回線以上の契約で、各回線に毎月0.5GBプレゼント(例:4回線で2GB)。

データシェア:最大7回線でデータ容量を共有可能。

親IDで料金をまとめ、子ID(未成年含む)の契約もサポート。

フィルタリングサービス「常時安全セキュリティ24」の申し込みが未成年契約で必須。

ニフティポイントクラブ

ニフティポイントを1.5倍の価値で「@nifty
使用権」に交換し、月額料金に充当可能(例:1,000ポイント→1,500円分)。

楽天市場やYahoo!ショッピングなどを経由してポイント獲得。

その他の特典

NifMo あんしん保証:端末故障時の修理・交換を保証(年2回まで、修理上限44,000円)。

ノジマオンラインでNifMo契約者向けにスマホ特別価格やクーポン提供。

過去のキャンペーン(例:キャッシュバック)は2025年6月時点で実施なし。

申し込み手続きと設定方法

申し込み方法

オンライン申し込み:
NifMo公式サイトでプラン・端末を選択。

@nifty
IDでログイン(未登録者は新規作成)。

本人確認書類をアップロード、クレジットカード情報を入力。

SIMカードは2~3日で発送。

パッケージ購入:
ノジマなどの店舗またはオンラインでエントリーパッケージ購入。

パッケージ記載のコードを入力し、Webで申し込み。

必要書類:本人確認書類(運転免許証など)、クレジットカード、MNP予約番号(乗り換え時)。

APN設定

SIM挿入後、インターネット接続のためにAPN設定が必要。

iPhone:Wi-Fi環境下でNifMo公式サイトからプロファイルをインストール。

Android:APN情報を手動入力(APN:nifty.jp、ユーザー名:nifty、パスワード:nifty)。

詳細は「NifMoスタートガイド」で確認。

支払い方法

クレジットカードが基本。@nifty
接続サービスの利用者はNTT決済やKDDI請求も可能。

端末分割払いはJCBカードまたは代金引換(現金一括)対応。

NifMoのメリットとデメリット

メリット

30GB~50GBの大容量プランが業界最安クラス。

データ繰り越しとファミリープログラムで無駄なく利用。

ドコモ回線で全国どこでも安定した通信。

ニフティポイントやネット+スマホ割で節約可能。

リモートワークやテザリングに適した大容量プラン。

デメリット

3GB以下のプランは他社より割高(例:3GBで1,760円)。

混雑時の速度低下や1日制限が不便。

キャンペーンが少なく、初期費用3,300円が割引なし。

解約手続きに2週間かかり、タイミングで翌月料金が発生。

@nifty
解約忘れで基本料金(275円~2,200円)が発生するリスク。

NifMoがおすすめな人

こんな人に最適

大容量データ(30GB以上)を使い、リモートワークや動画視聴が多い人。

@nifty
のインターネットサービスを利用中で、ネット+スマホ割を活用したい人。

ニフティポイントクラブでポイ活を行い、料金を節約したい人。

家族でデータシェアやボーナス容量を活用したい人。

ドコモ回線の安定性を重視する人。

おすすめでない人

3GB以下の少容量プランで安さを求める人(他社が安い)。

キャンペーンや端末割引を重視する人。

解約手続きの煩雑さを避けたい人。

解約時の注意点

解約手続きとタイミング

解約はMy NifMoから申請。解除日は申請から約11日後(営業日換算で2週間)。

シェアプランの場合は申請翌日から10営業日後の月末が解除日。

タイミング次第で翌月分の月額料金が発生する可能性あり。

違約金とMNP

音声通話SIMは7ヶ月以内の解約で違約金8,800円(税込)。

MNP転出手数料は3,300円(税込)。

@nifty
の基本料金(275円~2,200円)が解約忘れで発生する場合がある。

NifMoは、大容量プランやリモートワーク向けの特徴、ニフティポイントの活用が魅力の格安SIMです。一方で、少容量プランの割高さやキャンペーンの少なさ、解約時の手続き煩雑さが課題です。