アマゾンプライムビデオで配信中の「教皇選挙」
アマゾンプライムビデオで2025年7月30日より見放題独占配信がスタートした映画「教皇選挙」は、カトリック教会の最高指導者であるローマ教皇を選ぶ秘密の選挙「コンクラーベ」の内幕を描いたミステリー作品です。第97回アカデミー賞で脚色賞を受賞し、作品賞を含む8部門にノミネートされた本作は、劇場公開時から話題を集め、日本でも興行収入11億円を突破するサプライズヒットを記録しました。政治ドラマや実話系作品が好きな方には特に見逃せない一作です。
あらすじ：バチカンを舞台にした緊迫の人間ドラマ
カトリック教会の総本山バチカンで、ローマ教皇が心臓発作により急逝。世界中から集まった枢機卿たちが、システィーナ礼拝堂に集まり、次期教皇を選ぶ「コンクラーベ」を開始します。ローレンス枢機卿（レイフ・ファインズ）は選挙を執り仕切る重責を担いますが、投票が進むにつれ、陰謀、差別、スキャンダルが水面下で蠢き、バチカンを揺るがす大事件が勃発。新教皇の誕生を前に、驚くべき秘密が明らかにされる、息をのむ展開が続きます。
豪華キャストと監督の卓越した演出
本作の主演は、レイフ・ファインズが務め、28年ぶりのアカデミー賞主演男優賞ノミネートを果たしました。スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニといった実力派俳優が脇を固め、国際色豊かなキャストが物語に深みを与えています。監督は「西部戦線異状なし」で知られるエドワード・ベルガーが務め、緻密なカメラワークと現代的な演出で、伝統的なバチカンの世界を現代社会の縮図として描き出しています。
日本語吹替版も独占配信
アマゾンプライムビデオでは、字幕版に加えて日本語吹替版も配信中。吹替キャストには、ローレンス枢機卿役に原康義、ベリーニ枢機卿役に岩崎ひろし、トランブレ枢機卿役に伊藤和晃、シスター・アグネス役に野沢由香里が名を連ねます。映画製作者の意向により、英語以外の言語（ラテン語、イタリア語、スペイン語）はオリジナル音声のまま字幕で表示され、臨場感あふれる視聴体験を提供します。なお、一部のシーンでは集中力を高めるため字幕が省略されるこだわりも見られます。
視聴方法と無料体験
「教皇選挙」はアマゾンプライムビデオでのみ見放題配信されており、NetflixやU-NEXTなどの他のプラットフォームでは視聴できません。プライム会員は追加料金なしで視聴可能で、初めての方は30日間の無料トライアルを利用して本作を無料で楽しむことができます。Prime Student向けの6ヶ月無料トライアルも用意されており、学生の方にもお得な選択肢です。スマホやタブレットではオフライン視聴用のダウンロードも可能です（PCのWebブラウザでは不可）。
なぜ見るべき？現代社会を映し出すエンタメ作品
「教皇選挙」は、単なる宗教映画ではなく、権力、倫理、信念の葛藤を描いた政治サスペンスとして、幅広い観客を引き込みます。実際のコンクラーベが2025年4月のフランシスコ教皇逝去後に行われたこともあり、タイムリーな話題性も持ち合わせています。テンポの良い展開、緻密なセットデザイン、そして予想を裏切る結末は、視聴者を最後まで釘付けにします。
