「きさらぎ駅」「きさらぎ駅Re」動画配信の概略と見どころ

きさらぎ駅

きさらぎ駅」は、インターネット掲示板「2ちゃんねる」発の有名な都市伝説を基にしたホラー映画です。2022年に公開され、現代版「神隠し」として描かれる異世界の恐怖が話題となりました。現在、アマゾンプライムビデオで見放題配信中です。ネットの噂を追う好奇心が引き起こす惨劇を、息をのむような緊張感で描いた作品です。

『きさらぎ駅』予告映像

あらすじ

大学で民俗学を学ぶ堤春奈(恒松祐里)は、卒業論文のテーマとして、十数年前にネット上で話題になった都市伝説「きさらぎ駅」を取り上げます。この伝説は、2004年に「はすみ」と名乗る女性が、存在しないはずの「きさらぎ駅」に迷い込み、異世界のような場所で脱出を試みる体験をリアルタイムで投稿したものです。突然投稿が途絶え、女性の行方は不明に。春奈は伝説の原点となったとされる葉山純子(佐藤江梨子)と接触を図り、指定された路線で待ち合わせます。しかし、そこから始まる出来事は、春奈を予想外の恐怖の渦に巻き込みます。ネットの噂を追う好奇心が、たどり着いてはいけない異世界への扉を開くのです。

キャスト

  • 堤春奈:恒松祐里(主人公の大学生。好奇心旺盛だが、事態の深刻さに直面する)
  • 葉山純子:佐藤江梨子(伝説の投稿者とされる謎の女性)
  • 宮崎明日香:本田望結(異世界から生還した女性として登場)
  • その他:白石聖、永江二朗監督の作品らしい若手俳優陣が脇を固め、緊張感を高めています。

出演者:恒松祐里/本田望結/莉子/寺坂頼我/木原瑠生/瀧七海/堰沢結衣/芹澤興人/佐藤江梨子

見どころとレビュー

この作品の見どころは、リアルなネット投稿風の演出と、POV(一人称視点)カメラワークによる没入感です。後半の異世界シーンでは、視界の狭さと不気味な音響が恐怖を倍増させます。レビューでは「原作の2chスレを忠実に再現した怖さ」「ゲーム攻略のような脱出劇がスリリング」と高評価。一方で、一部で「視点カメラが酔う」との声もありますが、ホラーファンには必見の1本です。

きさらぎ駅Re:

きさらぎ駅Re:」は、前作「きさらぎ駅」の続編として2025年6月13日に公開されたホラー映画です。異世界の恐怖がさらにスケールアップし、再び「きさらぎ駅」へ挑む姿を描きます。現在、アマゾンプライムビデオで9月13日から見放題独占配信中。生還者の孤独と新たな決意が交錯する、衝撃の展開が待っています。

あらすじ

3年前、異世界「きさらぎ駅」から奇跡の生還を果たした宮崎明日香(本田望結)。しかし、彼女の外見は20年前のまま止まっており、周囲から異質な視線を浴び、孤独と絶望に沈みます。そんな明日香の前に現れたのは、ドキュメンタリーディレクターの角中瞳(奥菜恵)。この出会いが、明日香に新たな決意を芽生えさせます。かつて自分を救ってくれた堤春奈(恒松祐里)や、異世界に取り残された人々を助けるため、明日香は再び「きさらぎ駅」へ足を踏み入れます。果たして待ち受けるのは救済か、それともさらなる絶望か? 前作を上回る恐怖の連続が展開します。

キャスト

  • 宮崎明日香:本田望結(前作から生還者として主演。孤独な闘いを繰り広げる)
  • 角中瞳:奥菜恵(ドキュメンタリーディレクター。明日香の決意を後押し)
  • 堤春奈:恒松祐里(前作主人公。再登場し、物語を繋ぐ)
  • その他:芹澤興人、瀧七海らが加わり、多角的な人間ドラマを形成。永江二朗監督の演出で、心理的な深みを加えています。

出演者:本田望結/芹澤興人/瀧七海/寺坂頼我/大川泰雅/柴田明良/中島淳子/奥菜恵/佐藤江梨子/恒松祐里

見どころとレビュー

続編らしい進化が魅力で、前作の攻略要素を活かしたチーム戦や、新たな敵の出現がスリリング。ゲーム風の緊張感とホラー要素が融合し、「前作より難易度が高くハラハラした」「ラストの展開で続編を望む声多数」とのレビューが目立ちます。平均スコア3.4点と好評で、異世界ホラーのファンにはたまらない作品。視覚効果と音響のクオリティも向上し、配信で気軽に楽しめます。