ジュラシック・ワールド/復活の大地 作品紹介
概要
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(原題: Jurassic World: Rebirth)は、2025年8月8日に日本公開予定のSFアクション映画です。『ジュラシック・パーク』シリーズの7作目であり、『ジュラシック・ワールド』シリーズの4作目となる本作は、前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022年)から5年後の世界を舞台に、新たな物語が展開します。監督は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズ、脚本は『ジュラシック・パーク』のデヴィッド・コープが28年ぶりにシリーズに復帰。製作総指揮にはスティーヴン・スピルバーグが名を連ねます。
ストーリー
物語は、恐竜たちが現代の地球環境に適応できず、赤道直下の熱帯地域にのみ生息している世界で始まります。熟練の特殊工作員ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、人類を救う新薬開発のために、陸・海・空の3大恐竜(ティタノサウルス、ケツァルコアトルス、モササウルス)のDNAを採取する極秘任務を遂行します。ゾーラは信頼する傭兵ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)、製薬会社代表マーティン・クレブス(ルパート・フレンド)らと共に、かつてジュラシック・パークの極秘研究施設が存在した「禁断の島」へ向かいます。しかし、任務中に凶暴な海生恐竜に襲われた民間人家族デルガド一家と遭遇し、共に島に漂着。そこには20数種の危険な恐竜が生息し、ゾーラたちは衝撃的な秘密に直面しながら、任務遂行と生存を賭けた戦いに挑みます。
キャスト
本作はシリーズ初の女性主人公ゾーラ・ベネットをスカーレット・ヨハンソンが演じ、アクションとリーダーシップを発揮します。マハーシャラ・アリがチームリーダーのダンカン・キンケイド、ジョナサン・ベイリーが古生物学者のヘンリー・ルーミス、ルパート・フレンドが製薬会社代表マーティン・クレブスを演じるほか、マヌエル・ガルシア=ルルフォがデルガド一家の父親役で出演。過去のシリーズの主要キャラクター(クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードなど)は登場せず、新たなキャストによる物語が展開します。
注目の恐竜
本作では、シリーズおなじみのティラノサウルス・レックスやヴェロキラプトル、モササウルスに加え、スピノサウルスやディロフォサウルスが登場。さらに、遺伝子操作による新種のミュータント恐竜や、子犬サイズの可愛らしい新恐竜「ドロレス」が初登場し、話題を集めています。特にモササウルスによる海上襲撃シーンや、ティラノサウルスの火を吐くような特殊能力が予告編で注目されています。
映像と技術
最先端のCGI技術と実物大のアニマトロニクスを組み合わせ、恐竜のリアルな動きや皮膚の質感、瞳の輝きを表現。モーションキャプチャー技術も活用され、俳優の視線誘導や恐竜の動きを細やかに再現しています。監督ギャレス・エドワーズは、壮大なスケール感とスリリングなアクションシーンで、シリーズの新たな魅力を引き出しています。
シリーズとの関連性
本作は『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の5年後を描き、恐竜と人間の共存が進む世界観を継承しつつ、初代『ジュラシック・パーク』へのオマージュも多く含まれます。原作小説のシーン(T-レックスから逃げる筏の場面など)が取り入れられ、シリーズの原点回帰を目指しています。予習不要の新章として、初心者にも親しみやすい一方、ファンには懐かしい要素が散りばめられています。
上映情報
上映時間は2時間14分で、シリーズ2番目の長さ。2025年8月8日より全国公開され、舞台挨拶付き特別上映会も予定されています。前売り券(ムビチケ)には特製エコバッグやオリジナルピンバッジ(全3種ランダム)などの特典付き。日本語吹き替え版には、松本若菜、岩田剛典、吉川愛、楠大典、やす子などの豪華声優陣が参加します。
期待ポイント
「ジュラシック」シリーズの伝統であるスリルと感動がパワーアップ。陸・海・空を舞台にしたアクション、初の女性主人公、新種恐竜の登場、そしてスピルバーグとコープのレジェンドコンビの復帰により、ファン待望の新章が誕生。レビューでは「ハラハラドキドキが止まらない」「シリーズの原点回帰と新たな興奮が共存」と高評価が寄せられており、平均スコアは3.6/5.0(615件)。夏休みの映画体験として、家族連れからシリーズファンまで幅広く楽しめる作品です。