映画『ふつうの子ども』完成披露上映会レポート
イベント概要
2025年8月6日に、映画『ふつうの子ども』の完成披露上映会が開催されました。このイベントは、9月5日に全国公開を控える本作の魅力をいち早くファンやメディアに紹介する場として、大きな注目を集めました。会場には、監督の呉美保、主演の嶋田鉄太、瑠璃、味元耀大、そして共演の蒼井優、風間俊介、瀧内公美が登壇し、作品への熱い思いや撮影の裏話を語りました。笑いと感動に包まれたこのイベントの模様を、以下に詳しくお届けします。
映画『ふつうの子ども』完成披露上映会
映画『ふつうの子ども』について
『そこのみにて光輝く』や『きみはいい子』で知られる呉美保監督と脚本家・高田亮が三度目のタッグを組んだ本作は、子どもたちのリアルな日常と心の動きを描くヒューマンドラマです。物語の中心は、生き物が大好きな小学4年生の上田唯士(嶋田鉄太)。彼がクラスメイトの三宅心愛(瑠璃)に恋心を抱き、彼女に近づくために環境活動に参加する中で、クラスの問題児・橋本陽斗(味元耀大)とともに巻き起こす騒動が描かれます。子どもたちの純粋で時に危うい行動が、大人たちをも巻き込み、予測不能な展開へと発展していくストーリーです。共演には蒼井優、風間俊介、瀧内公美といった実力派俳優が名を連ね、子どもたちの世界を温かく、時に厳しく見守る大人たちを演じています。
完成披露上映会のハイライト
上映会では、まず本作の特別映像が上映され、観客は子どもたちの生き生きとした表情と、日常の中にあるドラマチックな瞬間に引き込まれました。その後のトークセッションでは、キャストと監督が登壇。主演の嶋田鉄太は、大人顔負けのトーク力で会場を沸かせ、蒼井優や風間俊介もその自然体なコメントに大爆笑。特に嶋田が撮影中のエピソードをユーモアたっぷりに語る場面では、会場全体が温かい笑いに包まれました。瑠璃と味元耀大も初々しいコメントで観客を魅了し、子どもたちの視点で描かれた本作のリアリティを強調。呉監督は「子どもも大人も楽しめる映画を目指した」と語り、現代を生きる子どもたちのリアルな姿を丁寧に描いた意図を明かしました。
登壇者のコメント
呉美保監督:「この映画は、子どもたちの純粋な気持ちや葛藤を通じて、今の日本に生きる私たち全員に響く物語を作りたかった。キャストの皆さん、特に子どもたちの自然な演技に助けられ、素晴らしい作品になったと思います。」
嶋田鉄太:「唯士役を演じるのは楽しかったけど、環境活動のシーンでは本当にドキドキしました! みんなに笑ってもらえるシーンもあるから、楽しみにしてください!」
蒼井優:「子どもたちのエネルギーに圧倒されました。彼らの演技を見ていると、私も子どもの頃の気持ちを思い出したような気がします。」
風間俊介:「嶋田くんのトーク力に負けないように頑張りました(笑)。この映画は、子どもたちの目線で見た世界がとても新鮮で、大人の私たちにも気づきを与えてくれる作品です。」
観客の反応
上映後の観客からは、「子どもたちの純粋さが心に刺さった」「笑いと感動のバランスが絶妙」「大人も子どもも一緒に楽しめる作品」といった声が多数寄せられました。特に、子どもたちのリアルな感情や行動が、観る者の心に残る作品として高く評価されています。SNSでも「#ふつうの子ども」がトレンド入りし、公開前から大きな話題となっています。
公開情報と期待
映画『ふつうの子ども』は、2025年9月5日より全国公開。完成披露上映会での熱気とキャストの魅力的なトークを受け、公開への期待がさらに高まっています。子どもたちの視点で描かれる現代社会の縮図と、彼らの純粋な行動が引き起こすドラマは、幅広い世代の心を掴むこと間違いなしです。ぜひ劇場で、子どもたちのドキドキ・ハラハラな物語を体感してください!