韓国ドラマ「悪霊狩猟団：カウンターズ」概要
「悪霊狩猟団：カウンターズ」（原題：경이로운 소문、The Uncanny Counter）は、2020年11月28日から2021年1月24日まで韓国OCNで放送されたファンタジー・アクションドラマです。全16話で構成され、シーズン2（カウンターパンチ）も2023年に放送済み。日本ではNetflixで両シーズンが見放題配信されています。韓国の同名ウェブ漫画を原作とし、昼は麺屋の従業員、夜は悪霊を狩る「カウンター」と呼ばれる特殊能力者たちの活躍を描きます。最終話はOCN史上最高視聴率11.9%を記録し、アクションと感動のバランスが評価されています。
あらすじ
チュンジン市では、人間に憑依して殺人を犯し、魂を喰らう悪霊が暗躍しています。これに対抗するのが、死後の世界から選ばれた特別な力を持つ「カウンター」と呼ばれる4人のチーム。昼間は人気店「姉貴麺屋」の従業員として働きながら、夜は悪霊を地獄へ送り返す戦いに挑みます。高校生のソ・ムン（チョ・ビョンギュ）は、幼い頃に両親を事故で亡くし、祖母と暮らす普通の少年でしたが、カウンターに選ばれ、仲間たちと共に成長しながら悪霊との壮絶な戦いに身を投じます。家族の絆、正義、友情を軸に、悪霊との戦いと過去の謎が交錯する物語です。
主なキャスト
ソ・ムン（演：チョ・ビョンギュ）
高校生でカウンターの新人。両親を事故で亡くし、正義感が強いが感情的な一面も。カウンターとしての能力に目覚め、仲間と共に悪霊と戦う。チョ・ビョンギュのエネルギッシュな演技が、ムンの成長を魅力的に描く。
ト・ハナ（演：キム・セジョン）
カウンターのメンバー。悪霊の位置を感知する能力と超人的な怪力を持つ。過去のトラウマを抱えるが、仲間を家族のように大切にする。キム・セジョンのクールで温かい演技が光る。
カ・モタク（演：ユ・ジュンサン）
カウンターのリーダーで、元刑事。記憶喪失の過去を持ち、強力な戦闘力でチームを支える。ユ・ジュンサンのユーモアとリーダーシップがチームに活気を与える。
チェ・ジャンムル（演：ヨム・ヘラン）
カウンター最年長で、癒しの能力を持つ麺屋のシェフ。チームの精神的支柱として、温かく見守る存在。ヨム・ヘランの母性的な演技が感動を呼ぶ。
見どころ
迫力のアクションとファンタジー
悪霊との戦闘シーンは、カウンターの超能力を活かしたスピーディーなアクションが満載。悪霊の不気味なビジュアルや、カウンターの能力（怪力、感知、治癒など）が織りなすバトルは視聴者を引き込みます。シーズン2では悪霊の能力が進化し、さらに緊張感ある戦いが展開。
家族のようなチームの絆
カウンターたちの友情と疑似家族の関係性が物語の核。ムンの成長、ハナの過去、モタクの記憶、ジャンムルの温かさが丁寧に描かれ、アクションだけでなく感動的な人間ドラマが楽しめます。個々のトラウマを乗り越える姿に心を掴まれます。
社会問題への言及
悪霊が人間の欲望や腐敗を利用する設定を通じて、汚職や不正といった社会問題が描かれます。ムンの正義感やカウンターの使命感が、現代社会へのメッセージとして響きます。
OST（サウンドトラック）
OSTには、SEVENTEENの「A-TEEN」やキム・ウソンの「No More」など、ドラマのテンションを高める楽曲が揃っています。アクションシーンを盛り上げるアップテンポな曲から、感動的なバラードまで、物語の雰囲気を引き立てます。OSTはSpotifyやApple Musicでも人気です。
視聴方法
日本ではNetflixでシーズン1・2ともに見放題配信中。1話約70分で、アクションとストーリーのテンポが良いため一気見に最適。字幕付きで視聴可能で、シーズン2も同じプラットフォームで楽しめます。
感想と評価
視聴者からは「アクションと感動のバランスが最高」「キャストのケミストリーが素晴らしい」との声が多く、Filmarksではシーズン1が平均4.1点、シーズン2が3.9点（5点満点）と高評価。IMDbでも8.0点（10点満点）と好評。ムンの成長やチームの絆が特に支持され、シーズン2では敵のスケールアップも話題に。
おすすめポイント
「悪霊狩猟団：カウンターズ」は、迫力のアクション、家族のような絆、社会問題への鋭い視点が融合したドラマです。チョ・ビョンギュらキャストの熱演と、ウェブ漫画の魅力を活かしたストーリーが見どころ。アクションやファンタジー好き、仲間との絆に心温まりたい方にぜひおすすめ。シーズン1でハマったら、続編の「カウンターパンチ」も必見です！
