デジモンストーリー タイムストレンジャーとは
『デジモンストーリー タイムストレンジャー』は、バンダイナムコエンターテインメントが2025年10月2日にPlayStation 5およびXbox Series X|S向けに発売した育成RPGです。Steam版は翌10月3日に配信されました。「デジモンストーリー」シリーズの最新作として、約10年ぶりの完全新作にあたり、メディア・ビジョンが開発を担当しています。CEROレーティングはC(15歳以上対象)で、プレイ人数は1人です。
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デジモンストーリー タイムストレンジャー -PS5
対応プラットフォームと価格
対応機種はPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Steam)です。通常版の価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに8,910円(税込)で、デラックスエディションやアルティメットエディションなどの拡張版も用意されています。早期購入特典として育成デジモン「アグモン(黒)」「ガブモン(黒)」やコスチューム、冒険アイテムセットが付属します。
ストーリー概要
プレイヤーは超常現象の調査・解決を専門とする秘密組織「ADAMAS」のエージェントとなり、人間世界とデジタルワールド「イリアド」を行き来する冒険に挑みます。物語の中心は、世界崩壊の危機を予見し、過去へタイムトラベルして運命を変える「時空を超える絆の物語」です。前日譚を描いた短編アニメ『デジモンストーリー タイムストレンジャー Prelude』も公開され、ヒロイン・御園イノリの弟ユウタの戦いが描かれています。シリーズの過去作を知らなくても楽しめる独立したストーリー構成で、王道の展開ながら時間旅行要素が謎とドラマを深めています。
主要キャラクターと世界観
主人公は男性/女性から選択可能で、ADAMASのエージェントとして活躍。キーキャラクターにはヒロインの御園イノリやデジモン「アイギオモン」、オリンポス十二神などの神話的存在が登場します。デジタルワールド「イリアド」ではデジモンたちが街を形成し、ショップを運営したり日常を営む様子が描かれ、生き生きとした世界観が魅力です。
ゲームシステム
ターン制バトルを基調とした育成RPGで、450体以上のデジモンを収集・育成します。シリーズ伝統の「進化・退化」システムが進化し、種族・属性・スキルの組み合わせによる戦略性が高まっています。
バトルと育成の詳細
バトルはターン制で、種族相性や属性を考慮した編成が重要。スキャン機能で敵の弱点を分析可能です。育成では「性格」システムが新要素で、デジモンの成長傾向や進化ルートに影響を与えます。「アタッチメントスキル」によりスキルを自由に付け替え可能で、自由度が大幅向上。進化ルートは複数あり、シルエット表示でワクワク感を演出します。デジファームで自動育成も可能ですが、一部不便との声もあります。
探索とミニゲーム
人間世界とデジタルワールドを跨ぐ探索が特徴で、デジモンに乗って移動したり、サイドミッションをこなします。ミニゲーム(カードゲームやレース)も搭載され、多様な遊びを提供しますが、一部単調との指摘があります。
人気の理由と面白さの深掘り
発売直後からSteamで同時接続8万人超、レビュー2100件超の「非常に好評」を記録し、Metacriticで79/80点の高評価を獲得。シリーズファン以外も引き込む理由は、以下の点にあります。
デジモン収集・育成の圧倒的満足感
450体以上のデジモンをフルモデルリメイクで登場させ、進化分岐が6ルート以上と豊富。「好きなデジモンを強くする」喜びが強く、性格やスキル付け替えで個性をカスタマイズ可能。ポケモンやドラクエモンスターズファンからも「トップクラス」と絶賛され、やり込み要素が中毒性を生みます。
生き生きとしたデジタルワールドと絆の物語
デジモンたちが街で暮らす様子が「アニメのような没入感」を与え、探索だけで楽しい。時間旅行による伏線回収やEDの感動演出が「王道の魅力」を最大化。初心者向けチュートリアルが充実し、未経験者も「神ゲー」と評価。バトルは戦略的で快適、グラフィック・BGMも高水準です。
評価の課題点
序盤のペースが遅く感じる場合や、UI・一部ミニゲームの不便さが指摘されますが、全体として「シリーズ最高傑作」との声が多数。
デジモンファン必見の完全進化形RPGとして、発売から1ヶ月経った現在もプレイヤー実況が活発です。
