Xの所在地表示で大量発覚!中国人・韓国人による日本人なりすましの実態

X(旧Twitter)の新機能:アカウントの所在地表示の導入

X(旧Twitter)は、2025年11月頃よりアカウントのプロフィールに拠点国・地域を表示する機能を全世界で導入しました。この機能により、ユーザーのアカウント作成時の拠点やアクセス元国が「このアカウントについて」セクションで確認できるようになり、透明性が大幅に向上しています。VPNなどを使用している場合は「!」マークが付き、「国または地域は正確ではない可能性があります」という注意書きが表示される仕様です。これにより、なりすましや工作活動の検出が格段にしやすくなりました。

機能の仕組みと目的

アカウントの利用開始日をタップすると、拠点国、アクセス元国、アプリストアの種類が表示されます。この機能は、言論の自由が制限される国への配慮も指摘されつつ、主になりすまし防止と投稿者の信頼性判断を目的として導入されました。IPアドレスを基に判定するため、旅行中やVPN使用時は表示が変動する点は留意が必要です。

所在地表示機能によるなりすましアカウントの発覚

機能導入直後から、自称日本人アカウントの多くが実際には中国や韓国に拠点を置いていることが次々と明らかになり、大きな話題となっています。これらのアカウントは、政治・社会問題で日本国内の意見を装い、世論を誘導しようとしていたと見られています。

中国関連のなりすまし事例

中国本土や香港を拠点とするアカウントが、日本人を装って「琉球独立」や反日的な投稿を行っていた事例が多数発覚しています。特にVPN使用中でも警告マークが表示されるため、隠蔽が難しくなっています。また、海外在住日本人と称していたアカウントが実際は中国国内からの投稿であるケースも相次いで確認され、組織的な情報操作への懸念が広がっています。

韓国関連のなりすまし事例

韓国を拠点とするアカウントが、日本人女性を装って日本社会や日本人男性を一方的に批判する投稿を繰り返していたことも明らかになりました。一部アカウントでは、発覚後に所在地表示が「UNKNOWN」に変わるなど、意図的な隠蔽行為が観測されています。これらの投稿は、海外向けに日本を貶める意図が強く疑われており、「デジタル上の侵略行為」との批判も高まっています。

機能導入の影響と今後の展望

この新機能により、海外からのなりすましが可視化され、X上での議論の質が向上する一方で、旅行中やVPN使用中の日本人ユーザーが誤って工作員扱いされる事例も発生しています。Xは今後、表示精度の改善や誤解を招かない運用ルールの明確化を進めるものと見られます。結果として、所在地表示はSNSにおける透明性と健全性を高める重要な一歩として、多くのユーザーから評価されています。