オーストラリア、韓国、台湾が2勝2敗で並んだ場合
3月8日の日本vsオーストラリア戦で日本が勝利し、日本のプールcでの1位通過が決定しました。
3月9日の韓国vsオーストラリア戦でオーストラリアが勝利するとオーストラリアの2位が決定しますが韓国が勝利すると、オーストラリア、韓国、台湾は2勝2敗で同率になります。
タイブレークの直接対決成績がすべて1勝1敗で決着がつかず、次の基準である失点/守備アウト率(runs allowed per defensive out)の低い順で順位が決定します。
その場合、オーストラリアvs韓国の得点内容により2位になる国が違ってきますのでそれぞれの国が2位になる条件について整理してみます。
現状の整理:各国の失点率の基準
まず、3カ国間の対戦成績のみを計算対象とするため、他国(日本・チェコ)との試合結果は除外して計算します。
台湾(全日程終了):確定
対オーストラリア(0-3敗戦):3失点 / 27アウト(9回)
対韓国(5-4勝利):4失点 / 30アウト(延長10回)
【台湾の合計】7失点 / 57アウト(失点率:約0.1228)
※これが2位通過のボーダーラインとなります。
オーストラリア(残り1試合)
対台湾(3-0勝利):0失点 / 27アウト
対韓国(?):K失点 / 54アウト(合計)
【条件】韓国戦での失点を6点以内に抑えれば、失点率0.111以下となり台湾を上回ります。
韓国(残り1試合)
対台湾(4-5敗戦):5失点 / 30アウト
対オーストラリア(?):A失点 / 57アウト(合計・9回で勝利と仮定)
【条件】オーストラリア戦の失点を0か1に抑えれば、失点率0.1228以下となり台湾を上回る可能性があります。
1. オーストラリアが2位になる条件
オーストラリアが2位になるためには、敗戦するとしても「失点を少なく抑える」ことが絶対条件です。具体的には韓国の得点を「6点以下」に抑える必要があります。
具体的なスコア条件
- 韓国が「6点以下」のスコアで勝利した場合
(例:1-0, 2-1, 3-2, 4-3, 5-4, 6-5 など)
解説
オーストラリアは台湾戦を完封(0失点)しているアドバンテージが非常に大きいです。韓国戦で6点を取られても、合計6失点/54アウト(失点率0.111)となり、台湾の失点率(0.1228)を下回ります。
また、僅差のロースコアゲームであれば韓国の失点率(失点÷57)が悪化するため、オーストラリアが3カ国中で最も失点率が低くなり、2位通過となります。
2. 韓国が2位になる条件
韓国が2位になるには、「オーストラリアの得点を極限まで抑える」かつ「自らは一定以上の得点を挙げる」必要があります。つまり、オーストラリアを「0~1点」に抑えた上で、ある程度の点差をつけて勝つことが条件です。
具体的なスコア条件
- オーストラリアを「0点(完封)」に抑え、かつ「5点以上」取って勝利した場合
(例:5-0, 6-0, 7-0…) - オーストラリアを「1点」に抑え、かつ「6点以上」取って勝利した場合
(例:6-1, 7-1, 8-1…)
解説
韓国は台湾戦で5失点しているため、すでにハンデを背負っています。台湾(失点率 0.1228)を上回るには、合計失点を7点未満(つまり残り2失点未満)にする必要があるため、オーストラリア戦での失点は「1点」までしか許されません。
さらに、自らの得点(オーストラリアの失点)を増やすことでオーストラリアの失点率を悪化させ、オーストラリアを3位以下に蹴落とす必要があります。その分岐点が「5-0」や「6-1」というスコアです。
3. 台湾が2位になる条件
台湾はすでに全日程を終えており、他力本願となります。台湾が2位になるには、「試合がハイスコアゲーム(乱打戦)になる」ことが条件です。
具体的なスコア条件
- オーストラリアが「3点以上」を取り、かつ韓国が「7点以上」取って勝利した場合
(例:7-3, 8-4, 9-5 など)
解説
試合が乱打戦になると、両チームの失点率が同時に悪化します。
オーストラリアが3点以上取れば、韓国の合計失点は8点以上となり、台湾の「7失点」より悪くなるため、韓国は脱落します。
同時に、韓国が7点以上取れば、オーストラリアの合計失点は7点以上となり、守備アウト数の差(オーストラリア54、台湾57)により、オーストラリアの失点率(7÷54≒0.129)の方が台湾(7÷57≒0.122)より高くなる(悪くなる)ため、オーストラリアも脱落します。
結果として、待機している台湾が漁夫の利で2位に浮上します。
まとめ:運命の分岐点
- ロースコアで韓国勝利(韓国得点6以下):
→ オーストラリアが2位通過(敗退しても失点率で救われる)。 - 韓国が大差で圧勝(豪得点0-1、韓国得点5以上):
→ 韓国が2位通過。 - 乱打戦で韓国勝利(豪得点3以上、韓国得点7以上):
→ 台湾が2位通過。
※なお、オーストラリアの得点がちょうど「2点」の場合(例:7-2など)は、韓国と台湾の失点率が並ぶ可能性があるため、その場合はさらに次のタイブレーク基準(自責点、打率等)にもつれ込む可能性があります。
