カンニング竹山、国旗損壊罪をめぐる発言で釈明も大炎上の概要

カンニング竹山、国旗損壊罪をめぐる発言で大炎上

2025年10月31日に配信されたABEMAの報道番組『Abema Prime』で、お笑いタレントのカンニング竹山氏がMCを務め、参政党の梅村みずほ参議院議員をゲストに迎えて「日本国国章毀損罪」（通称：国旗損壊罪）の議論が行われました。この放送がきっかけで、竹山氏の発言がX（旧Twitter）上で大きな反響を呼び、数万件の投稿や引用が飛び交う炎上状態となりました。

炎上の発端となった竹山氏の主な発言

• 「日の丸がめちゃくちゃ嫌いな人もいるわけですよ。日の丸を燃やしたい人もいるわけですよ」
• 「国旗損壊罪は、日本国旗が嫌いな人への侮辱なんじゃないですか？ この人たちの気持ちはどうするんですか？」
• 「大嫌いな人がバツ印をつけたり燃やしたりするのは表現の自由じゃないですか？」

これらの言葉は、梅村議員が提出した刑法改正案（日本を侮辱する目的で国旗を損壊した場合に1年以下の懲役または10万円以下の罰金）に対して、竹山氏が「日の丸を嫌う人の感情にも配慮すべき」と疑問を投げかけたものです。番組では現行法で外国国旗の損壊は処罰対象（外国国章損壊罪）なのに日本国旗だけ対象外である不平等も指摘されましたが、竹山氏の「嫌いな人の気持ち」強調が視聴者の怒りを買いました。

現行法と参政党の改正案のポイント

自民党・日本維新の会も連立合意で同罪の制定を明記しており、与野党を超えた動きです。

X上で広がった批判の声（抜粋）

• 「嫌いだからって国旗を燃やしていいわけない。反日を奨励してるのか？」（引用数6,000超）
• 「日本嫌いなら日本から出て行け。忖度する必要ゼロ」（リポスト1,000超）
• 「外国国旗は守られてるのに日の丸だけ守らないのは日本差別」（動画付き投稿、再生50万回超）

批判の多くは「国旗は国民の象徴」「嫌いでも物理的に壊すのは器物損壊」「表現の自由の限界を超えている」との指摘で、竹山氏を「左翼」「売国」と糾弾する投稿が連鎖しました。

竹山氏本人の釈明（2025年11月5日X投稿）

「あの～、大変申し訳ないけど私、日章旗も君が代も国防も大事だと考えてる人間です！

ただし、国旗損壊罪制定はまだまだ議論しながら決めた方がよいと言う考え。

外国国章損壊罪＝国旗損壊罪になってない部分もあったりするので立法府の方々がもっと議論するんだと思いますが、皆が納得できるように宜しくお願いします」

「釈明」が釈明になっていない投稿でさらに炎上

① 肝心な「燃やしたい人の気持ち」には一切触れていない

炎上の火種はこの一言でした。

「日の丸を燃やしたい人もいるわけですよ」「この人たちの気持ちはどうするんですか？」

釈明ではこの部分に１ミリも触れず「誤解された」と言うだけで、「燃やしたい人の気持ちを擁護したわけじゃない」という説明がゼロ。
視聴者は「じゃああのときの“気持ちはどうするんですか？”はなんだったの？」と混乱

② 「議論を丁寧に」は“先送り”にしか聞こえない

竹山氏の釈明の核心：

「国旗損壊罪制定はまだまだ議論しながら決めた方がよい」

これは参政党・自民・維新がすでに合意済みの法案を「先送りしろ」と言っているのと同じ。
「外国国旗は100年以上守ってるのに、日の丸だけ“もう少し議論”って日本差別じゃん！」という反論が殺到。
「丁寧に議論」＝「反対」と受け取られ、火に油。

③ 「私は愛国です！」は“すり替え”にしか見えない

釈明の冒頭：

「私、日章旗も君が代も国防も大事だと考えてる人間です！」

誰も「竹山は反日だ」とは言ってない。
言われてるのは「燃やしたい人の気持ちを代弁した」こと。

結果

11月5日23:59時点で、釈明ポストへのリプライのほとんどが批判的なコメントで埋まってます