高市早苗首相、「当選祝い」カタログギフトを自民党衆院議員に配布 週刊文春報道と本人の説明

高市早苗首相による衆院議員へのカタログギフト配布について

2026年2月24日、週刊文春の報道により、高市早苗首相(自民党総裁)が衆院選後に自民党所属の衆院議員全員に対して「当選祝い」としてカタログギフトを配布していたことが明らかになりました。高市首相は同日、自身のX(旧Twitter)で事実を認め、詳細を説明しています。以下では、主に週刊文春の報道と高市首相のX投稿をまとめています。

週刊文春の報道内容

週刊文春の取材によると、高市早苗首相(64)が衆院選後、自民党の衆院議員たちに対して「当選祝い」としてカタログギフトを配布していました。複数の議員事務所が受領を認め、少なくとも4人の衆院議員または事務所関係者が確認しています。

具体例として、2回生の事務所関係者は「2月19日ごろ、高市さんの弟で政策秘書の男性が議員会館の事務所に持ってきました。近鉄百貨店のカタログギフトでした」と証言しています。また、当選7回の議員事務所関係者は「高市さんから『当選祝い』として議員会館の事務所に届きました。『衆議院議員 高市早苗』名で熨斗つきでした」と述べています。

一部の関係者からは「石破茂前首相の商品券問題を思い出し、気まずい思いです」との声も上がっています。ギフトは数万円相当とみられています。

高市首相のX投稿による説明

高市首相は2026年2月24日夜、自身のXで報道を受け、事実関係を説明しています。投稿の主な内容は以下の通りです。

  • 衆議院総選挙後、自民党衆議院議員の全員宛に、今回の大変厳しい選挙を経て当選したことへの労いの気持ちも込め、今後の議員としての活動に役立てていただきたいと考え、奈良県第二選挙区支部(高市早苗支部長)として、品物を寄付させていただきました。
  • 一人一人に適当な品物を選ぶ時間もなく、事務所での応接や会議、日常業務に使えるものなど、政治活動に役立つものを各議員のご判断で選んでいただこうと思い、カタログギフトを差し上げることとしました。
  • 数回に分けて夕食会を開催して欲しいとの要望もありましたが、施政方針演説の準備や答弁準備、外交日程まで考えると、それも困難でしたので、ささやかな品に致しました。
  • もちろん、今回の支出には、政党交付金は一切使用することはありません。

首相はこれを「ねぎらいの気持ち」として位置づけ、政党交付金の不使用を強調しています。

この件は、石破政権時の類似事例を想起させるとして注目を集めており、政治資金規正法上の寄付規制との関連が議論される可能性があります。