ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック フィギュアスケートペアで三浦璃来・木原龍一ペアが金メダル獲得
2026年2月16日(日本時間17日)、イタリア・ミラノで行われたミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックのフィギュアスケートペア種目で、三浦璃来選手(24歳)と木原龍一選手(33歳)の「りくりゅう」ペアが金メダルを獲得しました。これは、日本選手によるオリンピックフィギュアスケートペアでの初のメダル獲得であり、金メダルは日本史上初の快挙です。
ショートプログラムでの出遅れから大逆転
前日のショートプログラム(SP)では、三浦・木原ペアは73.11点をマークし5位スタートとなりました。冒頭のリフトでタイミングがずれ、出来栄え点が減点されるミスが発生しましたが、全体として安定した演技を披露。首位のドイツペアとの差は6.90点、2位のジョージアペアとは2.35点差という位置につけ、フリーでの逆転を十分に狙える状況でした。
フリープログラムで世界歴代最高得点を更新
フリープログラム(FS)では、映画『グラディエーター』の音楽に乗り、気迫あふれる演技を展開。トリプルツイスト、トリプルトーループ+ダブルアクセル+シークエンス、スロートリプルルッツ、スロートリプルループなどのジャンプを完璧に決め、SPでミスしたリフトも高々と成功させました。演技終了後、二人は氷上で固く抱き合い、木原選手は雄叫びを上げ、三浦選手は左手を突き上げるポーズでフィニッシュ。観客からはスタンディングオベーションが沸き起こりました。
この演技でFS得点は158.13点を記録し、2022年にロシアペアがマークした世界歴代最高得点を更新。SPとの合計スコアは231.24点となり、銀メダルのジョージア(アナスタシア・メテリキナ/ルカ・ベルラワ組、221.75点)や銅メダルのドイツ(ミネルバ・ファビエンヌ・ハーゼ/ニキータ・ボロディン組、219.09点)を上回りました。
これまでの実績と歴史的意義
三浦・木原ペアは2023年と2025年の世界選手権で優勝した世界王者。北京2022冬季オリンピックでは7位入賞を果たし、今回大会の団体戦ではSP・FSともに1位を獲得し、日本の銀メダル獲得に大きく貢献しました。ペア種目での日本勢のメダルはこれまでなく、4大会連続出場の木原選手と三浦選手の長年の努力が実を結んだ結果です。
日本フィギュアスケート界の新たな歴史
この金メダルは、日本フィギュアスケート界にとって大きな節目となりました。ペア競技のレベル向上を示すとともに、次世代の選手たちに大きな希望を与える快挙です。三浦・木原ペアの演技は、技術の高さと精神力の強さを象徴するものでした。
