ABEMA「アベプラ」でラサール石井参院議員を鋭く追及したぺこぱ・松陰寺太勇
2026年2月14日、ABEMAの報道番組「ABEMA Prime」(アベプラ)で、お笑いコンビ「ぺこぱ」の松陰寺太勇さんがMCを務め、社民党副党首で参院議員のラサール石井さんをゲストに迎えた討論が大きな話題となりました。衆院選で社民党が国政選挙史上初の議席ゼロを記録した直後というタイミングで、リベラル政党の逆風や防衛政策をめぐる議論が展開され、松陰寺さんの冷静で的確な指摘が「論破」と称賛を集めています。
松陰寺太勇さんのプロフィール
松陰寺太勇さん(本名:松井勇太、1983年11月9日生まれ、山口県出身)は、お笑いコンビ「ぺこぱ」のツッコミ担当。相方のシュウペイさんとの漫才で、M-1グランプリ2019で3位に輝きブレイクしました。「ノリツッコまない」独特のツッコミスタイルが特徴で、ニュースや政治への関心が強く、YouTubeチャンネル「カズレーザーと松陰寺のチルるーム」では同世代のメイプル超合金・カズレーザーさんと政治議論を展開しています。アベプラではレギュラーMCとして、客観的な視点からコメンテーターをリードする役割を果たしています。
番組の背景:社民党の衆院選惨敗をめぐる討論
衆院選で社民党は得票率1.27%と低迷し、議席ゼロの歴史的敗北。ラサール石井さんは副党首として番組に出演し、党の今後を語りました。松陰寺さんは冒頭から「社民党は今後、あまりいい未来は見えないなと僕は思ってて」と率直に指摘。リベラル勢力が「反権力ありき」の印象が強く、「反自民」「反高市」の弁が目立つため、有権者に政策が刺さらないと分析しました。
野党の役割をめぐるやり取り
ラサールさんは「芸人は反権力だと思ってるんで」「野党の役割は政権監視と批判」と反論。松陰寺さんは「それがもうあんまり、伝わらなくなってるんじゃないですか?」と切り返し、国民民主党が政策本位で議席を伸ばした例を挙げました。ラサールさんが「国民民主は野党の補完勢力」「真の野党ではない」と返すと、松陰寺さんはさらに「他責じゃないですか、ずっと」と指摘し、議論を深めました。
高市政権と「戦争」発言への反論
ラサールさんが「高市政権なら戦争になる」「高市さんが『戦争します』と言ったら『行け行け~!』ってなるような気がする」と危機感を述べると、松陰寺さんは即座に「ならないですよ」「誰も戦争なんて望んでいないですよ、そんなこと」と全否定。「沖縄も日本ですよ」と、沖縄を日本全体の問題として訂正する場面もありました。
防衛政策での核心的な追及
ラサールさんが日本の防衛政策について「抑止力って言って、武器をいっぱい買う。でもたぶん、それも若干、アメリカに買わされてる」「南西諸島に敵まで届くミサイルを配備してるのはリスク」と主張したのに対し、松陰寺さんは手を挙げて疑問を呈しました。
- 中国・北朝鮮への言及不足を指摘:「そういうお話、聞くとき、いつも思うんですけど、言うべきは、ずっと軍拡している中国であったりとか、核ミサイル実験してる北朝鮮だったりとか、そちらに対しての言葉が見えないんですよね」
- 現実の脅威を列挙:「軍拡です、要は。軍事費がどんどん増強しているのは中国だし、日本の領海、領空にどんどん入ってきて、自衛隊はほぼ毎日、スクランブルかけている。尖閣(諸島周辺)にも船が来ている。そういうところにも、社民党さんの意見が聞きたいんです、僕は」
- ミサイル配備の確認と反論:ラサールさんが「こちらが」と日本側の配備を批判すると、松陰寺さんは「こちらが?」と確認。中国のミサイルがすでに日本射程内であることを指摘し、ラサールさんが「本数にしたら、まったく負ける本数ですよ」と返す場面で、議論が白熱しました。
視聴者の反応と松陰寺さんの評価
番組のYouTube動画は視聴回数60万回を超え、X(旧Twitter)では「正論すぎ」「心強い」「松陰寺さん、頭の回転速い」と絶賛の声が相次ぎました。松陰寺さんの「否定しないツッコミ」を基調とした丁寧で事実ベースの指摘が、ラサールさんの持論を論理的に崩す形となり、芸人として先輩のラサールさんを尊重しつつ、視聴者に共感を呼ぶスタイルが光りました。
この討論は、芸人が政治を語る新たな形を示すものとして注目を集めています。アベプラの公式YouTubeで全編視聴可能です。
