三上悠亜ウエディングドレスめぐる炎上騒動
騒動の概要
2025年7月27日、元セクシー女優で現在タレントとして活躍する三上悠亜さんが、山口県のボートレース徳山で開催された「SG第30回オーシャンカップ」の最終日ゲストステージにウエディングドレス姿で登場。このドレスが、ある女性が自身の結婚式後の「後撮り」で着用予定だった一点物のドレスと同じであることが判明し、SNS上で大きな議論を巻き起こしました。女性は「事前に知っていたら契約しなかった」と投稿し、これが賛否両論の炎上騒動へと発展しました。
発端となった投稿
騒動の発端は、X(旧Twitter)での一般ユーザーの投稿です。このユーザーは、結婚式の後撮り用に準備していたウエディングドレスが、三上さんがイベントで着用したものと同じであることを知り、「最悪」「AV女優に貸すって知ってたら契約しなかった」と心情を吐露。ドレスはブライダル撮影専門店が保有するオリジナル衣装で、代替がないため、ユーザーは強いショックを受けた様子でした。この投稿は1億1000万回以上閲覧され、大きな反響を呼んでいます。
賛否両論の声
SNS上では、この投稿に対し賛同と批判の声が交錯しました。賛同する意見では、「ウエディングドレスの純潔や神聖さのイメージがセクシー女優の職業と対極的である」とし、「縁起が悪い」「嫌に決まってる」といった感情的な反応が目立ちました。一方で、批判的な意見では「三上さんは仕事で着ただけで何も悪くない」「職業差別だ」「人権侵害に当たる」と、三上さんへの否定的なコメントを問題視する声も多く上がりました。この対立により、議論はさらに過熱しました。
スタジオへの批判
議論の矛先は、ドレスを貸与したブライダル撮影専門店にも向けられました。「婚礼衣装をギャンブルイベントで使用するのは配慮不足」「炎上を予見できたはず」との批判が相次ぎ、スタジオの運営方針に対する疑問が噴出。特に、スタジオが「三上悠亜さんが着用しました」と宣伝したことが、新婦の目に留まり感情を逆なでしたとされています。
著名人の反応
この騒動に対し、複数の著名人がコメントを発表。漫画家の倉田真由美氏は、「職業差別を公に表現するのは下劣」と投稿し、差別的な感情を表に出す行為を強く非難。女優の川上なな実さんも、「そんな事されたり言われたら悲しい」と三上さんを擁護する立場を示しました。
三上悠亜の対応
三上さん自身は、インスタグラムで「たくさんの方にお集まりいただき盛り上げてくださったみなさんに感謝です」「毎日イベント続きで可愛いドレス着させていただけてそれも幸せ」と投稿し、イベントを振り返りました。
社会的背景と議論のポイント
この騒動は、ウエディングドレスの「純潔」や「神聖さ」という象徴性と、セクシー女優という職業に対する社会的な偏見が衝突した結果とも言えます。あるユーザーは、「個人の感情は仕方ないが、それを公にすることで差別が助長される」と指摘。一方で、「ウエディングドレスの特別な意味を考慮すれば、感情的な反応も理解できる」とする意見もあり、職業差別と個人の感情の境界線が議論の中心となりました。また、貸し出したスタジオの倫理的責任についても、SNS上で多くの意見が交わされています。
現在の状況
2025年7月28日時点で、騒動は依然としてSNS上で議論が続いており、解決には至っていません。ドレスを貸したスタジオへの批判や、職業差別に関する議論は収束する気配を見せていません。この事件は、個人の感情と社会的な倫理観がどのように共存すべきか、改めて考えるきっかけとなっています。