高市首相による維新への閣僚入り要請と吉村代表の対応
2026年2月10日、高市早苗首相は日本維新の会の吉村洋文代表に対して、次の内閣改造時に維新から閣僚を出すよう要請しました。これに対し、吉村代表は応じる意向を示しています。この出来事は、衆院選後の自民党と維新の連立政権の枠組みをさらに強化する動きとして注目されています。
要請の経緯
高市首相は9日夜、吉村代表に電話で連絡を取り、「次の内閣改造時には入閣し、閣内でも一緒に責任を担い、仕事してもらいたい」と具体的に要請しました。この要請は、18日発足予定の第2次高市内閣では現閣僚を再任し、維新の入閣を見送る方針の中で、秋までの内閣改造を念頭に置いたものです。首相の狙いは、維新を閣内に取り込み、政権基盤を安定させることにあります。
吉村代表の意向
吉村代表は10日、大阪府庁で記者団に対し、「連立政権のアクセル役になり責任を持って(政策を)進めていく。その観点から閣内に入るべきだと考えている」と述べ、要請に応じる意向を明らかにしました。また、「内閣で責任と仕事を共有し、政権のアクセル役になる」との考えを伝え、党常任役員会で所属議員の意向を聞き最終判断するとしています。衆院選結果を踏まえ、憲法9条改正論議の加速を訴えています。
背景と影響
この要請は、衆院選で自民党が単独過半数を獲得し、維新との連立が継続される中で発生しました。吉村代表は、連立政権が選挙で信任を得たとの認識を示し、閣内協力が政策推進に必要だと強調しています。具体的なポストや議員名は未定ですが、維新の閣内参加は政権の安定化に寄与する可能性があります。
