新型デリカミニを三菱自動車が正式発表、主な進化点

新型デリカミニを三菱自動車が正式発表! 価格は196万4600円から290万7300円

三菱自動車工業は2025年9月18日、スーパーハイトワゴンタイプの新型軽乗用車「デリカミニ」の正式価格と詳細スペックを発表しました。発売日は2025年10月29日を予定しており、価格帯は196万4600円から290万7300円(税込)と、軽自動車ながら上質な装備を備えた魅力的なラインナップが揃っています。このフルモデルチェンジでは、「進化したアクティブで頼れる相棒」をコンセプトに、エクステリア、インテリア、走行性能、安全装備など全方位で大幅進化を遂げています。

超新型デリカミニ 「登場!」篇 30秒

新型デリカミニの主な進化点

新型デリカミニは、従来モデルから大きく進化した動力系と足回りが特徴です。マイルドハイブリッドシステムを廃止しつつ、エンジンレスポンスを向上させた自然吸気エンジン(NA)とターボエンジンを採用。燃費も前モデル比で微増の21.0km/L(2WDモデル、WLTCモード)を実現しています。また、軽自動車初のドライブモードセレクト機能を搭載し、「POWER」「NORMAL」「ECO」「GRAVEL」「SNOW」の5モードから路面状況に合わせて選択可能。悪路走破性を高める4WDモデルでは、安定した乗り味とハンドリングが向上し、アウトドアシーンでの活躍が期待されます。

エクステリアとインテリアのデザイン

エクステリアは、デリカブランドのDNAを継承した「ウルルン顔」がさらに可愛らしく進化。大型化した半円形LEDポジションランプとボディ同色のダイナミックシールドにより、親しみやすい力強さを表現しています。前後スキッドプレートやブラックフェンダーにより、アウトドア志向のタフさを強調。オプションの「ワイドアドベンチャースタイル」や「アクティブトーンスタイル」では、個性をさらにアップグレード可能です。

インテリアは上質感を高め、質感の良い素材を採用。Google搭載インフォテイメントシステム(12.3インチHDディスプレイ)を上級グレードに標準装備し、音声操作で快適なドライブをサポートします。運転席側電動スライドドアやデジタルルームミラーなどの便利装備も充実しており、日常使いからファミリー向けまで幅広いニーズに応えます。

安全装備の強化:三菱e-Assistの進化

安全面では、三菱独自の「三菱 e-Assist」が大幅アップデート。軽自動車初の「後側方衝突防止支援システム」や、三菱として軽初の「後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)」「後退時交差車両検知警報システム」を新搭載。また、「交差点アシスト」機能により、交差点での衝突回避を強化しています。上級グレードの「DELIMARU Package」では、3Dマルチアラウンドモニター[移動物検知機能]や前後ドライブレコーダー、ビルトインETC2.0なども標準装備され、価格は264万9900円から290万7300円となります。

グレードと価格の詳細

新型デリカミニは、GとTの2つの基本グレードをベースに、NA/ターボ、2WD/4WDの組み合わせで展開。価格は以下の通りです:

  • G(NA、2WD):196万4600円
  • G(NA、4WD):212万2000円
  • T(ターボ、2WD):228万4000円
  • T(ターボ、4WD):244万1400円
  • T/G Premium(上級仕様):最大290万7300円(DELIMARU Package込み)

エントリーモデルから200万円を切る価格設定で、軽自動車市場での競争力を高めています。予約受注はすでに開始されており、発売に向けてディーラーでの詳細確認をおすすめします。

この新型デリカミニは、可愛らしさと実用性を兼ね備えた究極の軽スーパーハイトワゴンとして、注目を集めそうです。詳細は三菱自動車公式サイトでご確認ください。