アフリカ3カ国で日本への好感度89%!外務省「令和7年度対日世論調査」ケニア・コートジボワール・南アフリカの結果

アフリカの対日世論調査

外務省は2026年3月13日に、令和7年度海外対日世論調査の結果を公開しました。この調査は、ケニア、コートジボワール、南アフリカの3か国を対象に実施され、2025年10月から11月にかけてオンライン形式で、各国500名ずつの計1,500名(18歳から59歳の男女)を対象としています。調査機関はIpsos社です。この世論調査は、対日関係や信頼度、日本の国際的役割などについての意見を収集したものです。

全体的な結果

3か国全体では、日本との関係を友好関係にあると考える割合が89%(とても友好関係にある39.2%、どちらかというと友好関係にある49.4%)でした。信頼関係については88%(とても信頼できる42%、どちらかというと信頼できる46%)が日本を信頼できると回答しています。また、日本の戦後一貫した平和国家としての歩みを評価する割合は94%に達しています。世界経済の安定と発展への日本の役割を重要なものと評価する人は89%、国際秩序の安定への役割を重要なものと評価する人は82%でした。アフリカ開発会議(TICAD)については77%が有意義だと考えています。

ケニア

現在および今後の重要なパートナーとしての日本

現在重要なパートナーとして日本を挙げる割合は27%で、今後重要なパートナーとなる国として日本を挙げる割合は38%です。最信頼できる国として日本を選んだ人は5%でした。

日本に対する全体的な印象とイメージ

日本に対する全体的な印象として、非常に好ましいと答えた人は50%、ある程度好ましいと答えた人は47%です。日本に対するイメージでは、経済力・技術力の高い国を挙げる人が77%、豊かな伝統と文化を持つ国を挙げる人が58%、戦後一貫して平和国家の道を歩んできた国を挙げる人が38%でした。

コートジボワール

現在および今後の重要なパートナーとしての日本

現在重要なパートナーとして日本を挙げる割合は28%で、今後重要なパートナーとなる国として日本を挙げる割合は35%です。最信頼できる国として日本を選んだ人は2%でした。

日本に対する全体的な印象とイメージ

日本に対する全体的な印象として、非常に好ましいと答えた人は47%、ある程度好ましいと答えた人は49%です。日本に対するイメージでは、経済力・技術力の高い国を挙げる人が71%、豊かな伝統と文化を持つ国を挙げる人が67%、戦後一貫して平和国家の道を歩んできた国を挙げる人が41%でした。

南アフリカ

現在および今後の重要なパートナーとしての日本

現在重要なパートナーとして日本を挙げる割合は19%で、今後重要なパートナーとなる国として日本を挙げる割合は26%です。最信頼できる国として日本を選んだ人は2%でした。

日本に対する全体的な印象とイメージ

日本に対する全体的な印象として、非常に好ましいと答えた人は48%、ある程度好ましいと答えた人は47%です。日本に対するイメージでは、経済力・技術力の高い国を挙げる人が61%、豊かな伝統と文化を持つ国を挙げる人が62%、戦後一貫して平和国家の道を歩んできた国を挙げる人が39%でした。

総括

ケニア、コートジボワール、南アフリカの3か国における今回の調査結果から、日本に対する評価は全体的に非常に高く、前回調査(令和4年度)と比較しても友好関係・信頼度・平和国家としての評価がさらに向上または維持されていることがわかります。3か国合計で友好関係89%、信頼できる88%、平和国家としての歩み94%と、いずれも高い水準を示しており、特に日本の経済・技術力や伝統文化に対する好印象が強く根付いているようです。一方で、現在および今後の重要なパートナーとしての選出率は国ごとに差があり、ケニアで比較的高い一方、南アフリカではやや低めとなっています。これは、各国の地政学的・経済的文脈による影響が考えられますが、全体としてアフリカ地域における日本のイメージは極めて良好であり、TICADをはじめとした日本・アフリカ協力の基盤が強固であることを示しています。