ファミリーマートの食品ロス削減実証実験概要
ファミリーマートは、食品ロス削減を目指した実証実験を2026年1月28日から開始しました。この実験では、北欧発のフードロス削減アプリ「Too Good To Go」と連携し、消費期限が迫った商品を割引価格で販売します。アプリを活用することで、店舗外の顧客にも情報を届け、食品廃棄の削減効果を検証します。
実験の背景
ファミリーマートは、環境中長期目標「ファミマecoビジョン2050」のもと、店舗からの食品ロスを2018年比で2030年に50%削減、2050年に80%削減することを目指しています。これまでAIを活用した発注精度向上や「涙目シール」による値下げ販売を実施しており、2024年度上期比で約5%の廃棄量削減を達成しています。今回の実験は、これらの取り組みをアプリと組み合わせ、さらなる効果を検証するものです。
実施期間と対象店舗
実験は2026年1月28日(水)から開始され、ファミリーマートムスブ田町店から順次拡大されます。対象は東京都内の6店舗で、以下の通りです:
- 池袋北口店(東京都豊島区西池袋1-43-7)
- 東池袋明治通り店(東京都豊島区東池袋1-35-3)
- 駒沢大学駅前店(東京都世田谷区上馬3丁目18-14)
- 池袋グリーン大通り店(東京都豊島区東池袋1-12-3 常陽銀行池袋ビル)
- メトロ外苑前店(東京都港区北青山2-5-8青山OM-SQUARE)
- ムスブ田町店(東京都港区芝浦三丁目1-21)
対象商品と割引内容
対象商品は、消費期限が迫ったおにぎり、パン、デザートなどです。アプリでは「サプライズバッグ」(余った食品の詰め合わせ)を定価の半額以下で提供するほか、「涙目シール」付きの単品商品も値下げ販売されます。割引率は約2割から最大7割引きとなります。また、恵方巻の販売においてもこのアプリを活用します。
利用方法
利用者は「Too Good To Go」アプリをダウンロードし、対象商品を検索・決済します。決済後、店舗が指定する時間帯に店舗で商品を受け取ります。この仕組みにより、店頭販売だけでなくアプリ経由で顧客をマッチングし、食品ロスの削減を図ります。ファミリーマート独自の運用として、サプライズバッグ形式と単品販売を組み合わせ、店舗の立地や客層に適した手法を検証します。
今後の展望
この実証実験の結果を踏まえ、ファミリーマートは食品ロス削減に向けた取り組みをさらに推進する予定です。アプリの活用により、より多くの顧客に参加を促し、廃棄量の削減効果を評価します。
