aespa紅白出場騒動:14万超の反対署名と直前辞退…NHK選出判断の妥当性が問われる結果に

aespaのNHK紅白歌合戦選出とメンバー辞退の経緯

aespaはSMエンターテインメント所属のK-Popガールズグループです。2025年の第76回NHK紅白歌合戦に初出場が決定しました。しかし、メンバーのNINGNINGが体調不良を理由に辞退し、グループは3人で出演することになりました。この出来事は、事前の反対運動や視聴者の反応を引き起こし、NHKの選出判断に対する議論を呼んでいます。

選出発表と初期の反応

2025年11月、NHKはaespaを紅白歌合戦の出場アーティストとして発表しました。aespaはBoA、TVXQ、Girls’ Generationに続くSMエンターテインメント所属のアーティストとして、紅白への招待を受けました。これは、日本のエンターテインメント業界で成功したアーティストのみが招待される名誉な機会です。当初の発表では、グループの人気と楽曲のパフォーマンスが選出の理由と見なされました。

問題となった過去の投稿

選出後、NINGNINGの2022年の投稿が再び注目されました。この投稿では、キノコ雲を連想させる形状のランプを「かわいい」と紹介していました。これが原爆被害を軽視するものとして批判を集め、出場反対の署名活動がオンラインで開始されました。署名数は最終的に14万件を超え、NHKに対する抗議が相次ぎました。NHKは、所属事務所から「原爆被害を軽視する意図はなかった」との確認を得たと説明しました。

NINGNINGの辞退発表

2025年12月29日、aespaの所属事務所はNINGNINGがインフルエンザに感染したため、紅白歌合戦への出演を辞退すると公式に発表しました。発表では、体調不良が理由であり、グループはKARINA、GISELLE、WINTERの3人で出演する旨が伝えられました。NHK側もこの申し出を受け入れ、3人での出演を了承しました。

NHKの選出判断に対する強い疑問

この一連の出来事を受けて、視聴者からは「NHKは最初からaespaを選ぶべきではなかったのではないか」という意見が強く上がっています。反対署名の多さや、過去の投稿が引き起こした大規模な騒動を考慮すれば、公共放送であるNHKが事前にリスクをより厳しく評価し、選出を見送る選択肢も十分にあったはずです。多くの人が、公共放送としての責任と配慮をNHKに強く求めています。

視聴者の不満と公共放送の責任論

視聴者からは、NINGNINGさんの辞退が体調不良を理由としたものであっても、「NHKが自ら出演を見送る判断を下すべきだった」という声が数多く聞かれています。ニュース記事やSNSでは、「NHK側から出演取り消しするべき」「公共放送として視聴者の懸念を無視してはいけない」といったコメントが溢れています。14万件を超える反対署名を前にしながら出場を強行した姿勢に対し、NHKの判断に疑問を抱く人が後を絶ちません。

NHKの対応と残された課題、そして後味の悪い結末

NHKは選出時点で所属事務所の説明を基に問題ないと判断しましたが、大規模な署名活動や国民の声を十分に反映したとは言えません。結果として、グループの出演は3人体制となり、視聴者の一部からは厳しい批判が出ています。紅白歌合戦は2025年12月31日にaespaの出演は予定通り行われる予定ですが、この一連の騒動は結局、グループも視聴者も、そして関係者全員にとって後味の悪い結果に終わりました。誰一人として満足できる形にならず、公共放送の選出プロセスにおける透明性と慎重さ、そして視聴者への説明責任について、深い議論と不信感を残すことになりました。