Ankerモバイルバッテリーの自主回収
アンカー・ジャパン株式会社は、2025年10月21日に、モバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」(型番:A1263)を含む4製品について、電池セルの製造過程における不備が判明したとして自主回収を発表しました。この不備により、内部短絡が発生し発火の恐れがあるため、事故防止を優先した措置です。
対象は、2022年12月25日から2025年10月21日までに販売された「Anker PowerCore 10000」(A1263)で、製品本体に記載のシリアルナンバーを公式回収受付フォームで入力して対象かを確認します。交換品は上位モデルである「Anker Power Bank (10000mAh, 30W) ブラック」(型番:A1256)となります。
手続きの流れは、公式サイトの回収受付フォームから申し込み後、回収キットが送付され、対象製品を耐火バッグに入れて返送します。回収製品の到着確認後、順次交換品を発送します。なお、多くの申し込みにより、交換品の発送は2025年11月末から2026年2月末までの順次発送となり、在庫状況によっては最遅2026年2月末になる可能性があります。
実際の交換にかかった期間の事例
筆者の実際のプロセスに基づくタイムラインは以下の通りです。
- 2025年10月24日:回収受付フォームに入力
- 2025年11月7日:回収キットが到着
- 2025年11月9日:回収品を返送
- 2025年11月11日:回収品がAnkerに到着
- 2025年12月20日:交換品が自宅に到着
フォーム入力日から交換品到着まで約2ヶ月、回収キット到着および返送後からは約1ヶ月と10日を要しました。期間は個別の状況や申込タイミングにより異なりますので、参考としてご覧ください。
