三原じゅん子、一部報道に反論するもコメント欄は閉鎖

三原じゅん子氏、一部報道に「私逃げも隠れも致しません」

自民党の三原じゅん子こども政策担当相が、2025年10月8日に自身のXアカウントを更新し、一部メディアの報道に対し「私逃げも隠れも致しません」と反論しました。この発言は、自民党総裁選後の小泉進次郎氏陣営の記念写真に関する「隠れた」との指摘を受けたものですが、コメント欄を閉鎖していたことが議論を呼び、賛否両論を巻き起こしています。以下、背景、発言内容、コメント欄閉鎖への批判、反響について詳しく紹介します。

三原じゅん子:x投稿

事件の背景:自民党総裁選と記念写真

2025年10月4日の自民党総裁選で、小泉進次郎農相が敗北。選後、小泉氏はXで陣営メンバーとの集合写真を公開し、敗北後の結束をアピールしました。この写真の後列にいた三原氏が前の人物の陰に隠れるように写っていたため、女性自身誌の記事「『恥ずかしくないのかな』進次郎氏支援の有名女性議員 敗北後の記念写真での“隠れぶり”に騒然」で「隠れた」と揶揄され、「支持の責任を取れ」「卑怯者」との批判がSNSで広がりました。この報道が、三原氏の発言のきっかけとなりました。

三原氏の発言内容:毅然とした反論

10月8日、三原氏は女性自身誌の記事を引用し、Xで次のように投稿しました。

なにも恥ずかしくありません。残念ですが違う角度からのカメラにはしっかり写っていますし。私逃げも隠れも致しません。小泉選対の事務総長ですから。

発言のポイントは以下の通りです。

  • 恥の否定:三原氏は「なにも恥ずかしくありません」と、小泉氏支援を後悔しない姿勢を強調。
  • 写真の訂正:隠れたように見えるのはカメラアングルの問題で、「違う角度からのカメラにはしっかり写っています」と説明。
  • 覚悟の表明:「私逃げも隠れも致しません」は、政治家としての責任感と陣営への忠誠を強調。小泉選対事務総長としての役割を再確認しました。

この投稿は三原氏の政治的プライドを示し、数万の閲覧とリポストを記録しました。

コメント欄閉鎖への批判:言葉と行動の矛盾?

三原氏の「逃げも隠れも致しません」との発言に対し、SNS上の一部ユーザーから、コメント欄を閉鎖している点が「言葉と行動の矛盾」と批判されました。実際、三原氏の投稿はコメント非対応設定となっており、「批判を避けたかったのでは」「逃げないと言いつつ逃げている」との声が上がりました。週刊女性PRIMEは、この点を「逃げ場ナシ」と揶揄し、コラージュ画像の拡散とともに騒動を報じました。

コメント欄閉鎖は、誹謗中傷対策や議論の管理を目的とした可能性がありますが、「逃げない」との強気な発言とのギャップが批判を増幅。一部のユーザーは「政治家としてオープンな対話の場を設けるべき」と主張し、三原氏の対応に疑問を呈しました。この点が、彼女の政治的イメージに一時的な影を落とす要因となりました。

反響と社会的影響:賛否の分岐

三原氏の発言とコメント欄閉鎖は、以下のように賛否両論を呼びました。

  • 支持の声:自民党支持者やファンからは「潔い」「政治家の覚悟を示した」と称賛され、東スポWEBや日刊スポーツが好意的に報道。発言はイメージ向上に寄与したとの見方もあります。
  • 批判の声:コメント欄閉鎖が「逃げ」と受け取られ、「発言と行動の不一致」との批判が拡大。SNSの即時性が、政治家の設定ミスを増幅するリスクを示しました。

この騒動は、SNS時代の政治家の発言と行動の整合性が厳しく問われる事例となりました。特に、こども政策担当相としての信頼性を維持する上で、三原氏の今後の対応が注目されます。

まとめ:政治家の覚悟とSNSの落とし穴

三原じゅん子氏の「私逃げも隠れも致しません」は、総裁選敗北後の責任を堂々と引き受ける姿勢として一定の評価を得ました。しかし、コメント欄閉鎖が「逃げ」との批判を招き、言葉と行動の整合性が政治家の信頼に直結することを示しました。この事件は、SNSを通じた政治コミュニケーションの難しさを浮き彫りにしました。