玉木宏、厚生労働省「働き方改革 新PR動画発表会」で新たな挑戦を語る
俳優の玉木宏(45)が、2025年8月4日、東京都内で開催された厚生労働省の「働き方改革 新PR動画発表会」に出席しました。このイベントでは、建設業や自動車運転業、医師などの長時間労働を解消し、労働環境の改善を目指す「働き方改革」をテーマにした新PR動画「くらし、はたらき、もっとススメ」が公開されました。玉木は動画に出演し、働き方改革の重要性を訴えるとともに、プライベートでの新たな目標としてブラジリアン柔術の大会での活躍を宣言し、注目を集めました。
厚生労働省「働き方改革 新PR動画発表会」
働き方改革への思いと自身の変化
玉木はイベントでのトークセッションで、自身の働き方の変化について語りました。20代の頃は「忍耐力をつける」ことを重視していたと振り返りつつ、「今の時代は忍耐だけではない」とコメント。結婚し、2020年に第1子が誕生したことで、家族との時間や子どもの送り迎えなど、プライベートの時間を確保する必要性が増したと明かしました。そのため、限られた時間の中で効率よく時間を使うことを意識するようになったといいます。「時間配分を考えるようになりました。労働時間に対する意識も高まり、現場でも『この時間までに終わる』というスケジュール管理を徹底しています」と語り、働き方改革がもたらす効率化の重要性を強調しました。
ブラジリアン柔術への情熱と大会への意気込み
玉木は、約6年間続けている趣味のブラジリアン柔術について、「自分らしさを見つけるためには自分の時間を大切にすることが必要」と述べ、プライベートでの目標を明らかにしました。2023年8月から9月にかけて、米ラスベガスで開催された世界最大のブラジリアン柔術大会「ワールドマスター」に青帯マスター3(41歳以上)フェザー級で出場し、1回戦を突破したものの2回戦で敗退した経験を持つ玉木。「以前大会に出たが、今度は結果を残したい」と意気込みを語り、新たな挑戦として大会での上位入賞を目指すことを表明しました。この目標は「仕事にも還元される」とし、プライベートでの全力な取り組みが充実した人生につながると笑顔で語りました。
新PR動画の内容と玉木の役割
新PR動画「くらし、はたらき、もっとススメ」は、建設業や自動車運転業における時間外労働の上限規制が適用されてから1年が経過したことを受け、「改革のその先」をテーマに制作されました。玉木は、街中でカメラに向かって直接語りかけるスタイルで、働き方改革の意義を力強く伝えます。撮影時も効率を意識し、「時間内に撮影を終え、みんなが気持ちよく帰れた」と振り返り、働き方改革の実践例を示しました。動画は厚生労働省の「はたらきかたススメ」総合サイトで公開されており、国民や関係者に向けたさらなる理解と協力を促しています。
プライベートと仕事の両立への思い
玉木は、ブラジリアン柔術を通じて精神的な充実感を得ており、「稽古に行くと無心になれる。頭の中がクリーンになり、仕事のセリフも入りやすくなる」とその効果を語っています。また、家族との時間や趣味の時間を大切にすることで、「自分らしさ」が見えてくるとし、プライベートでの挑戦が仕事にも良い影響を与えると信じています。イベントでは、鮮やかな緑色のネクタイを着用し、動画撮影時と同じスタイルで登場。「限られた時間でいかに効率よくやるか」と働き方改革の理念を体現する姿勢を見せました。