阪神タイガース:ドリスが6年ぶりに復帰!無失点に抑える

ドリスが6年ぶりに復帰!初登板で1イニング無失点を記録

2025年7月31日、阪神タイガースのファンにとって待望の瞬間が訪れました。かつての守護神、ラファエル・ドリス投手が6年ぶりにタテジマのユニフォームに袖を通し、復帰初登板で圧巻のピッチングを披露。1イニングを無失点に抑え、健在ぶりをアピールしました。

ドリスの輝かしい過去と復帰の背景

ドリスは2016年から2019年まで阪神に在籍し、球団外国人最多となる96セーブを記録。特に2017年には37セーブでセ・リーグの最多セーブ投手タイトルを獲得するなど、絶対的なクローザーとしてチームを支えました。その後、MLBのブルージェイズやメキシカンリーグを経て、2024年からは四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスでプレー。2025年7月22日、阪神はドリスとの再契約を発表し、背番号「85」で6年ぶりの復帰が実現しました。

復帰初登板:1イニング無失点の圧巻の投球

7月31日、ドリスは1軍に合流し、早速マウンドに上がりました。この日の登板では1イニングを無失点に抑え、ファンを沸かせるパフォーマンスを見せました。2軍戦ではすでに2イニングを無失点に抑えており、今回の1軍登板でもその実力を発揮。最速148km/hの直球と鋭いフォークボールを武器に、打者を寄せ付けませんでした。2120日ぶりの1軍登板ながら、往年のキレと制球力は健在で、チームの勝利に貢献しました。

藤川監督との絆とチームへの影響

ドリスの復帰には、現在の阪神監督である藤川球児との深い縁も背景にあります。ドリスはかつて藤川から日本野球へのアドバイスを受け、それが日本でのプレーを決意するきっかけになったと語っています。藤川監督もドリスの実力を高く評価し、「ブルペンの切り札」と期待を寄せています。チームは現在、リーグ首位を独走中。ドリスの加入により、救援陣の層がさらに厚くなり、2年ぶりの優勝へ向けた戦力は万全の態勢です。

ファンへのメッセージと今後の展望

ドリスは復帰に際し、「タイガースは私のファミリー。家に帰ってきたような気持ちです。一生懸命プレーして、皆さんと優勝を目指します」とコメント。1軍合流時には「興奮しています」と語り、意気込みを見せました。ファンからも「ドリス復帰は熱い!」「あのクローザーが帰ってきた!」と歓迎の声が上がっています。今後、セットアッパーやクローザーとしての活躍が期待され、クライマックスシリーズや日本シリーズでの登板にも注目が集まります。